警察の取り調べで注意すべきこと|不利な調書を取られないためのポイント
刑事事件はじめに 刑事事件の被疑者として警察の取り調べを受けることは、多くの方にとって人生で初めての経験です。密室の中で捜査官と向き合い、長時間にわたって質問を受ける取り調べは、精神的な負担が極めて大きく、冷静な判断を保つことが困難な状況です。 こうした状況下で作成される供述調書は、後の裁判において重要な証拠として使用されます。一度署名・押印した調書の内容を後から覆すことは非常に困難であり、不利な内容...
取り調べで黙秘権を行使すべきケースとは?【弁護士が解説】
はじめに 逮捕や取調べを受けた際に、「あなたには黙秘権があります」という告知を受けたことがある方もいるかもしれません。黙秘権は、憲法で保障された被疑者・被告人の重要な権利です。しかし、実際に黙秘権を行使すべきかどうかの判断は、事件の内容や状況によって大きく異なります。 「黙っていたら怪しまれるのではないか」「正直に話したほうが有利になるのではないか」——こうした不安から、黙秘権の行使をためらう...
不起訴処分告知書とは?不起訴後の手続きと前科・前歴への影響を弁護士が解説
はじめに 刑事事件の被疑者として捜査を受けた結果、検察官から「不起訴処分」を告げられた場合、多くの方はまず安堵されることでしょう。しかし、その直後に「何か証明書はもらえるのか?」「前科はつかないのか?」「前歴は残るのか?」「就職や海外渡航に影響はないのか?」といった疑問や不安が湧いてくるものです。 不起訴処分は、起訴されて裁判にかけられることがないという意味で非常に有利な結果ですが、その法的な...
酒に酔って暴行・傷害事件を起こした|飲酒トラブルを弁護士が解説
刑事事件前科示談逮捕はじめに 飲酒をきっかけとした暴行・傷害事件は、刑事事件の中でも非常に多い類型のひとつです。「酔っていて記憶がない」「普段はそんなことをする人間ではない」——ご本人やご家族からこうした声をいただくことは少なくありませんが、酔っていたことは犯罪の免責事由にはなりません。 一方で、飲酒による暴行・傷害事件には、犯行に至る経緯や動機に酌むべき事情があるケースも多く、適切な弁護活動を行うことで不起訴処...
闇バイトで逮捕された場合の弁護活動|受け子・出し子のリスク【弁護士解説】
はじめに 「簡単な仕事で高収入」「荷物を受け取るだけ」——SNSやメッセージアプリで目にするこうした募集の多くは、いわゆる「闇バイト」です。その実態は、特殊詐欺や強盗などの組織犯罪における実行役の募集であり、応募した時点で重大な犯罪に加担することになります。 近年、闇バイトによる犯罪は社会問題として深刻化しており、捜査機関も厳しい姿勢で取締りを行っています。「指示に従っただけ」「犯罪だと知らな...
