私たちが示談において、被害者の方に誠実に向き合う理由
刑事事件示談はじめに 刑事事件における示談交渉は、加害者の弁護人として行う活動です。依頼者は加害者側であり、弁護士は依頼者の利益を最大限に守る義務を負っています。不起訴処分の獲得、早期の身柄解放、量刑の軽減——示談交渉の目的は、あくまで依頼者にとって最善の結果を実現することにあります。 しかし、私たちは示談交渉において、依頼者の利益だけを追求すればよいとは考えていません。示談の相手方である被害者の方に対し...
略式起訴とは?略式命令を受けた場合のメリット・デメリットと正式裁判との違い
刑事事件前科はじめに 刑事事件において、検察官が起訴を決定した場合、すべての事件が法廷で審理されるわけではありません。比較的軽微な事件では、「略式起訴」という簡易な手続きにより、法廷に出ることなく罰金刑が科されるケースが数多くあります。 略式起訴は、被疑者にとって身体的・時間的な負担が少ないというメリットがある一方で、有罪判決であることに変わりはなく、前科がつくという重大な結果を伴います。また、略式命令に...
前科がつくとどうなる?就職・海外渡航・結婚への影響を弁護士が解説
刑事事件前科示談前科がつくとどうなる?就職・海外渡航・結婚への影響を弁護士が解説 はじめに 刑事事件で有罪判決を受けた場合、「前科」がつくことになります。前科がつくと具体的にどのような影響があるのか——漠然とした不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。 「就職できなくなるのではないか」「海外旅行に行けなくなるのか」「結婚に支障が出るのか」。こうした不安は、刑事事件の当事者やそのご家族にとって非常に切実...
警察の取り調べで注意すべきこと|不利な調書を取られないためのポイント
刑事事件はじめに 刑事事件の被疑者として警察の取り調べを受けることは、多くの方にとって人生で初めての経験です。密室の中で捜査官と向き合い、長時間にわたって質問を受ける取り調べは、精神的な負担が極めて大きく、冷静な判断を保つことが困難な状況です。 こうした状況下で作成される供述調書は、後の裁判において重要な証拠として使用されます。一度署名・押印した調書の内容を後から覆すことは非常に困難であり、不利な内容...
酒に酔って暴行・傷害事件を起こした|飲酒トラブルを弁護士が解説
刑事事件前科示談逮捕はじめに 飲酒をきっかけとした暴行・傷害事件は、刑事事件の中でも非常に多い類型のひとつです。「酔っていて記憶がない」「普段はそんなことをする人間ではない」——ご本人やご家族からこうした声をいただくことは少なくありませんが、酔っていたことは犯罪の免責事由にはなりません。 一方で、飲酒による暴行・傷害事件には、犯行に至る経緯や動機に酌むべき事情があるケースも多く、適切な弁護活動を行うことで不起訴処...
