ご依頼者様は、知人らが集まる場で起きたいさかいの中で相手にけがを負わせ、傷害事件として捜査を受けることになりました。けがの程度は軽いとはいえず、厳しい処分もあり得る事件でした。
もっとも、事件までの流れを詳しく確認すると、相手方にも先行する問題行為があったことが分かりました。
【傷害・不起訴】事件に至る経緯を踏まえた示談により不起訴となったケース
/男性
相談前
相談後
弁護士は、ご依頼者様が相手にけがを負わせた点については謝罪と被害回復を検討する一方、事件に至るまでの経緯も時系列で整理しました。双方に言い分がある事件であることを踏まえ、一方だけが全責任を負う形ではなく、事件全体を解決するための交渉を行いました。
その結果、双方の事情を踏まえた示談が成立し、ご依頼者様は不起訴処分となりました。
※本事例は、守秘義務およびプライバシー保護の観点から、事件の解決内容を変えない範囲で、依頼者・被害者その他の関係者を特定する手掛かりとなり得る情報を省略・抽象化・変更しています。
弁護士からのコメント
傷害事件では、結果だけを見れば加害者と被害者がはっきり分かれているように見えても、そこに至る経緯には双方の行為が関わっていることがあります。そのような場合、相手方の落ち度を感情的にぶつけるのではなく、事件全体を解決するための事情として交渉に適切に反映させることが大切です。
