法人・企業が刑事責任を問われたケースの示談交渉:経営者が知っておくべきリスク管理と対策」
はじめに 企業活動の多様化やグローバル化に伴い、法人・企業が刑事責任を問われる可能性も以前に比べて増しています。食品偽装、品質データ改ざん、インサイダー取引、情報漏洩、業務上過失致死傷など、企業が刑事問題に発展するケースは決して珍しくありません。さらに近年では、コンプライアンスの意識向上とともに社会からの監視の目も厳しくなり、企業や経営者に対する非難は一層大きくなる傾向にあります。 もし企...
公務執行妨害で逮捕? 示談交渉できるケースとできないケース、量刑への影響
はじめに 公務執行妨害とは、警察官や公務員が職務を行っている最中に、暴行・脅迫などの手段で職務を妨害する犯罪です。逮捕されると、「相手は警察官(あるいは他の公務員)だから示談はそもそもできないのではないか」と思われる方も多いかもしれません。また、「公務執行妨害で逮捕されると実刑になるのか」「罰金刑で済むのか」など、量刑の見通しについても不安を抱かれるでしょう。 本コラムでは、公務執行妨害で...
侮辱罪・名誉毀損罪で逮捕されたときの示談交渉:ネット中傷が増える今、弁護士の役割とは
はじめに 近年、SNSや掲示板などインターネット上での誹謗中傷が社会問題として取り上げられる機会が増えています。ネット上では匿名性が高いと感じられがちですが、実際には投稿を特定できる技術も進歩しており、侮辱罪や名誉毀損罪に問われて逮捕や書類送検などの刑事手続に発展するケースが少なくありません。しかし、いざ自分が「やりとりの延長で少し強い言葉を使ってしまった」「軽い気持ちで書き込みをした」などの行...
児童虐待で立件された場合の対応:不起訴・執行猶予を得るための具体的な対策
はじめに 児童虐待に関する刑事事件は、社会的にも非常にセンシティブな問題であり、いったん立件されてしまうと社会的信用や家族関係など、多くのものを失うリスクがあります。特に、子どもに対する暴力や放置(ネグレクト)などが明るみに出た場合、「社会から非難されるのではないか」「家族や友人にどう思われるか」「今後、子どもとの関係を修復できるのか」など、深刻な不安を抱える方が多いのではないでしょうか。 ...
DV(ドメスティック・バイオレンス)で立件された場合の示談交渉
はじめに ドメスティック・バイオレンス(DV)事件は、親密な関係にあるパートナーや元パートナーに対しての暴力を指し、被害が深刻化しやすいことから社会的な関心が非常に高い分野となっています。DV防止法(配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律)が施行されて以降、被害者の保護や再被害防止のための対応は厳格化の一途をたどっており、警察・検察の捜査体制も強化されています。実際に逮捕や書類送検...